保険とは

技術や文明が発達して何事も複雑に絡み合っている現代社会には、何をするにあたっても様々なリスク(危険)が存在しますよね。保険というのは、そんな起こり得る危険を想定してそのリスクを管理マネジメントしていこう、という「リスクマネジメント」という経済制度のことになります。

「明日雨降ったら困るな。」というリスクに関して私たちは、その雨という危険をより効果的に処理するために、傘やレインコートを買ってカバンに入れたり、より詳細な有料の天気予報サービスサイトに加盟したりするでしょう。この場合傘やレインコートや有料の天気予報サービスは、保険的なものに当たるわけですね。もし、「雨保険」なんてものがあったら、傘やレインコートをしても雨に濡れたらクリーニング代を賠償します、なんて感じの商品になるわけですが・・・雨に濡れたのがわざとかどうかがクリーニング代を払うか否かの際に争点になるわけですね。この場合はなかなか商品になりにくそうですね。

実際保険をより完全なサービスとして成り立たせるには、リスクを確認し分析し制御方法を選択、さらにリスクの制御方法の実行とその結果に対する評価が必要になってきます。例えば自動車事故というリスクには、対人事故や対物事故など個人では補償しきれないリスクが存在しますが、どの補償をつけたサービスにするのかをまず私たちは選びますよね。その後不幸にも事故を起こしてしまった場合、その検証や評価をし、補償を決め行うまでが保険会社の裁量だということになります。まずは保険についてどのようなものがあるのかをお話して行けたらなと思います。

保険の歴史

何かの小説で読みましたが、日本では江戸時代に不慮の死を遂げた夫や妻の葬式代を出す名目で、毎月の少ない掛け金で賄える、相互扶助の仕組みが完成したそうです。このあたりが保険のはじまりだそうで、当時家事や強盗などがまだまだ多く、自分たちの治安は自分たちで守ろう、という江戸の町民から出た発想の一環だそうです。なんでも最初は信用を付けるために、当時お金より信用があったある「かつおぶし」の老舗がかつおぶしを担保に相互扶助の組織を発展させていったそうですね。

その後、死亡した際に葬式代のみならず一時見舞金が出る仕組みが整ったり、そうこうしているうちに欧米の資本!?と仕組みを持ち込んだ大きな商家が手広く始めるようになり現在にいたるそうです。保険のはじまりが日本では江戸時代にはじまっていたというのが、すごいですね。当時の社会の成熟度が垣間見えて面白いものです。

保険の種類とこれから

実際に最近の新しいところから言うと「ペット保険」など個人的には予想もしなかった保険商品がたくさんできてきたように思います。基本を押さえたらそれら様々な生活のリスクを支えてくれる保険商品について、いっしょに見てみることにしてみましょう。そして昔から今まで人々の生活様式によって、保険商品はさまざまに変わり進化してきましたが、今後はどこへ行こうとしているのかなども予想出来ればなと思います。いずれにしても今の世の中、無くてはならなくなった保険というサービス・・・どのように付き合っていけばよいのかをじっくり考えてみたいと思います。